旅人が求めているものとは? 旅人が求めているもの、それはオーセンティックな旅だ。英語のオーセンティックとは「本物の」とか「正真正銘の」とい…

  • 2019/12/3

旅人が求めているものとは?

旅人が求めているもの、それはオーセンティックな旅だ。英語のオーセンティックとは「本物の」とか「正真正銘の」という意味。語源をひもとくと、ギリシャ語の「根源的な」という語義に由来する。私はこれを「ご当地らしさ」と訳したい。

仕事柄、国内外をほぼ毎日のように旅している。出先では、できるだけ郷土料理を食べたいと強く思う。せっかく遠い街まででかけてどこにでもあるチェーン店で食事を済ませるのは味気ない。ご当地らしさを感じたいのだ。

ここに大きなチャンスがある。訪日外客ははるばる海外からそれなりの対価と日数を費やして日本にやってくる。当然、国内のどこでも食べられるものではなく、ご当地食を味わいたくなる。中間層以上の富裕な旅人であれば、美食の前では財布のひもも緩くなる。地元の上質のレストランで1人1万円のコース料理は地元住民ではそんなぜいたくな出費はなかなかできない。しかし外客だと事情が違う。せっかくの旅の食事をケチケチがまんしていたら、わざわざご当地に来た意味がなくなる。絶品の料理を作る一流シェフの店なら、一食2万~3万円だしてもおしくなくなる。こうしてご当地が生み出したオーセンティックな価値を消費し、貴重な外貨を地元に落としてくれるのだ。

今や訪日市場の趨勢は、地方も含め主流は団体客から個人旅行に急速にシフトしている。お仕着せの団体食では値段設定に限界がある。自分で選べない料理に数万円も出す客はいない。しかし自分の嗜好にあう料理であればカネに糸目はつけなくなる。

今は地方のインバウンド振興に不可欠な要素の一つは、最高の食材を生み出す生産者と、腕利きの最高のシェフではないか。スローな美食ツーリズムもぜひ地方のインバウンド戦略に加えて頂きたい。

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