いよいよ今週の金曜日から、ラグビーワールドカップがアジア初の大会として日本で開催される。開催期間は、東京オリンピックが17日間の開催であるの…

  • 2019/9/17

いよいよ今週の金曜日から、ラグビーワールドカップがアジア初の大会として日本で開催される。開催期間は、東京オリンピックが17日間の開催であるのに対して、ラグビーワールドカップは約40日に及ぶ。

参加20か国からやって来る選手団、ファン、応援団の数は約40万人と推定されている。そのほとんどが欧米豪州の諸国が多い。また、オリンピックの開催地は東京都とその周辺に限られているが、ラグビーワールドカップの場合南は熊本から北は北海道まで、開催会場が各地にちらばっているのが特徴だ。

日程が長いのは、試合数が多いことに加えて、ラグビーという体力を極限まで使うハードな競技の特性上からだ。試合間のインターバルが1週間近くこともある。そうした中で、特に強豪国のファンというのは、自国チームが順当に決勝・準決勝まで勝ち進むことを前提に応援日程をくんでいるわけであるから、当然長期滞在になる。試合がない日には日本各地で観光を楽しもうと計画を立てるに違いない。

インバウンドに取り組む立場としては、そこに商機があり、特需も見込めるだろう。経済波及効果はオリンピックに準ずる数千億円規模と見込まれている。しかし、これだけを一過性のものとして期待するのではなく、このワールドカップを1年後のオリンピック・パラリンピックや、今後日本で開催が予定されているさまざまな国際大会に向けた良き前例づくりの場として活用するべきである。そして、その中心となる考え方は、ファンづくり、リピーター化する仕組みづくりであろう。

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