[連載]観光立国のフロントランナーたち 小西美術工藝社 デービッド・アトキンソン社長(1)

  • 2017/9/19


真の観光立国となる上で求められることは

中村 2017年の日本の観光立国の現状についてどのようにみていらっしゃいますか?

アトキンソン氏 外国人の訪日客数は5年ほど前には700万~800万人くらいでした。それより以前の90年代の初めになると、訪日客数は400万~500万くらいの水準でした。そして、その当時、訪日客の大半はビジネスマンでした。この時代、その16.4%は英国と米国が占めていました。現在は6.4%まで低下しています。

一方で、同じ先進国でもドイツやフランスからの訪日客の割合はごくわずかでしたが、ドイツやフランスの比率が少ない理由ははっきりしています。世界の金融の中心がロンドンとニューヨークで、機関投資家たちが日本企業を訪問したり、会社説明会に出席したりするために年に2回くらい訪日していましたので、米国人と英国人は最も多く訪日していました。

中村 2016年には訪日客数は2400万人を記録しました。今年もそのまま増え続けています。ようやく観光のために日本を訪れるが外国人が増えてきたという感じですね。

アトキンソン氏 訪日外国人観光客数が2400万人になったことに大きなスポットが当たっていますが、私自身は、訪日客がどれだけ日本で「消費」をしたのかが、訪日客が訪れたことによる日本にとっての「収入」よりも重要なポイントだと思っています。

2016年に訪日観光客が日本国内で消費した額は3兆7000億円くらいでした。この額は世界の中では、おそらく10番目のランクだと思います。2010年以前は29位くらいでした。その当時のことを考えると、トップ10になるか、トップ10が見えてきたというところまできているのは、すごいことだと思います。

中村 政府は2020年の訪日客数を4000万人にすることを目標にしています。16年に2000万人を上回り、2400万人で着地したことで、目標への期待も高まっていますが、アトキンソンさん自身はどうみていますか

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