[連載]観光立国のフロントランナーたち 日本政府観光局 松山良一理事長 (1)

  • 2017/9/26


観光立国の実現に向け、新たなステージに

中村 JNTOは昨年、スペインのマドリードやロシアのモスクワに新たな事務所を開設されたことにより、新しい拠点ができて世界のネットワークがさらに広がりました。2020年の訪日外国人観光客数4000万人という政府目標の達成に向けて、今後、どのように変わり、どう前進していくのかをお聞かせください。

松山理事長 JNTOという組織を私なりに整理してみたのですが、そもそもJNTOの原点というのは明治26年にできた「喜賓会」という組織です。渋沢栄一と三井物産を創設した益田孝がパリに行った際、外国人観光客が数多く訪問していることに感心し、日本も外国人観光客を呼び込むための組織体を作ろうということで創設されました。その後、歴史を経て、1964年の東京五輪のころにJNTOが発足しました。当時は国際観光振興会という名称でした。それから50余年。ようやく50年という歴史を経て、今日に至っています。

日本は、海外から日本に呼び込むインバウンドと日本から海外に旅行するアウトバウンドの両方の振興を進めてきましたが、昔はインバウンドが中心でした。前回の東京五輪の時に日本を訪れた外国人は35万人、日本人が海外に出国するのは12万人でした。その後、アウトバウンドが増加し、70年の大阪万博の翌年には、インバウンドとアウトバウンドが逆転しました。その後、ドルショックやプラザ合意などによる急激な円高もあって、日本人がどっと海外旅行するようになりました。

政府は高度成長とともに日本人を海外に旅行させようという政策を強化しました。1980年代には「テン・ミリオン計画」というのがありましたが、まさにアウトバウンド中心だったのです。それが、ようやく2003年の小泉政権以降、現在の安倍政権にも通じていますが、「日本もちゃんと外国から観光客を呼び込もう」「インバウンドを一生懸命やろう」という政策に変わってきました。

中村 その結果、また新たな転換期が訪れていますね。

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